介護職の副業が職場にバレてしまうことがあります。しかし、大体のケースは事前に対策することで回避が可能です。バレてしまう可能性が一番高いのは住民税の支払い時です。本業先の会社が住民税を給料天引きにしていた場合、支払い額が増えることによって気づかれてしまいます。その対策法として、給料天引きではなく、個人で納税する普通徴収にすることでリスクを減らすことができます。

また、勤務条件によっては、介護職の副業先の社会保障に加入しなければならないケースがあります。この場合、副業先の情報が本業先に通知される事態が起こります。この場合、予め加入要項を確認しておくことで避けることができます。確定申告漏れも気を付けましょう。面倒くさがってやらずにいると、無申告で本業に知られてしまうだけでなく、迷惑もかけてしまう可能性があります。

そして、最も注意が必要なのは、介護職の副業をしていることを職場で話さないということです。仲の良い同僚や後輩に成果を自慢したいこともあるかと思いますが、これは非常に危険。あなたは数人にしか話していなくても、そこからどんどん広がっていく可能性はゼロではありません。職場という利害が発生しやすい環境では秘密にしておいた方が良いでしょう。もし、SNSが会社の人間と繋がっているなら、投稿内容にも注意しておいた方が無難です。

どれも知っていれば対策できることばかりです。これで、介護職の副業がバレてしまう可能性を限りなく低くすることができるでしょう。